つるまめ◯ごはん recipe blog

 高円寺つるまめ(2022年クローズしました)のレシピブログ 体にやさしい野菜多め、和食多めの家庭料理です

里芋の煮ころがし(しょうゆ味)

蒸した里芋を油で炒めて甘辛にした煮ころがし 

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蒸して皮をむいた里芋 150~200gほど(小5こほど)
ごま油 大さじ1/2ほど、酒 大さじ3〜4、みりん 大さじ2、しょうゆ大さじ1.5

鍋にごま油を熱し里芋をいれてころがし表面を焼きます。
調味料をいれて5〜8分ほど蓋をして煮含めます。
8分ほどしたら蓋をとり鍋を揺すりながら煮詰めてゆきます。

バターナッツかぼちゃのペースト

バターナッツかぼちゃは甘くてなめらか、スープに適しています。

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バターナッツカボチャ1こ、玉ねぎ1/2こ(150g)、油大さじ1/2~1、ローリエ昆布と干し椎茸出し、塩

 バターナッツカボチャは硬い皮をむき種を取り除きます。5ミリ厚さほどのいちょう切りにしておきます。(あとですり潰すので切り方は特にどのようでもかまいません)

玉ねぎは皮をむき薄切りにします。

鍋に油(オリーブオイル)と玉ねぎをいれて蒸らし炒め‥玉ねぎが透明になったらカボチャを加えさらに蒸らし炒めします。ローリエ1枚、塩一つまみを加え昆布と干し椎茸出しをヒタヒタに加えます。煮立ってきたら火を弱めアクがでるようならのぞきます。

カボチャが柔らかくなったら火を止めます。粗熱がとれたらジューサーにかけ滑らかにします。

◯ こんな形をしたのがバターナッツかぼちゃです。

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 皮が硬く、実は鮮やかなオレンジ、柔らかく煮てすり潰すと滑らかで甘みがあります。夏に出回りますが丸ごとなら涼しい所で長期保存できます。

ペーストにしてスープやパスタソースにします。冷凍保存しておくと便利ですね。

◯スープ/ペーストと同量程度の豆乳を加え塩で味付けます。豆乳は煮立てると固まるので温める程度に火をいれます。好みで胡椒やオリーブオイルを加えます。

◯リゾット風/ぺーストに少し出しやスープとご飯を加え火にかけます。塩こしょうで味付けかき混ぜながら温め仕上げに粉チーズ、豆乳を加え器にもったら小葱やパセリなどを添えます。

◯パスタのソースにもなります。刻んだトマトを加えても美味しいです。

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酒粕クッキー

酒粕と味噌いりのクッキーはお茶請けにもお酒のお供にもぴったり・・・

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 酒粕/大さじ1+小さじ1  
みそ/大さじ1+小さじ1弱(みそによって塩味は違うので調節する)
油/大さじ2 水/大さじ2.5~3
白すりゴマ/大さじ4(炒りごまをする場合大さじ2.5) 地粉/カップ1.5

酒粕とみそをよく混ぜ、粉・すりゴマ・油・水大さじ2を加えて更に混ぜます。
残りの水は生地の硬さをみて加減します。
ムラなく混ざったら一まとめにしてラップに包み20分ほどねかせます。
生地が馴染んだら粉をふった台で形を整えます。
幅1.5cm、長さ9~10cm、厚さ3~5mmぐらいの平たくて長細い形が食べやすいです。
180度のオーブンで10〜20分、色よく焼きます。

市販のスナックのように食べだしたら止まらないということがありません。
味噌と酒粕とゴマの風味がチーズのよう‥でもサッパリしていて、
ビールやワインのおつまみにもぴったりです。

 

ふりかけ(鰹節・煮干しの出しガラでつくる)

出しをとった後の鰹節や煮干しを活用してふりかけにします

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 鰹節のふりかけ

出しをとったあとの鰹節は細かく刻みます。
鍋にいれて炒ります。乾煎りしてなるべく水気をとばします。
酒、みりん、砂糖、しょうゆで味をつけ更に炒ります。
調味料をいれると焦げやすくなるので火加減に注意して汁気のなくなるまで炒ります。
パラっとしてきたら炒りゴマ(白)と新しい削り節を加え炒りながらよく混ぜ火からおろします。

味加減は出しガラの分量によるので調味料を少しずつ加えて好みの味にします。ふりかけなので甘塩っぱいのが美味しいです。
煮干しの出しガラでも同じ要領でふりかけができます。

 

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煮干しのふりかけ

出しガラの煮干しは細かくします。分量が多ければフードプロセッサーにかけられますが少ない場合は包丁で細かくみじん切りにします。
鍋にいれて乾煎りします。水気がなくなったら酒、みりん、砂糖、しょうゆで味をつけます。
焦げないように注意してさらに炒ります。パラっとしたら炒りゴマと新しい削り節を加えよく混ぜ火から下ろします。
鰹節より地味な色合いですが歯ごたえもありこのままつまんでも酒の肴になりますよ。

うどのきんぴら

うどは清々しい味と食感の春限定の野菜
火通りもよいのでアク抜きせずに丸ごと切って料理します

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うど1〜2本 油揚げ1〜2枚 油 酒 しょうゆ 塩 赤唐辛子 白ごま

うどは切ったらすぐに調理できるようフライパンや調味料をあらかじめ準備しておきます。
赤唐辛子は種をのぞいておきます。
油揚げは熱湯をかけて油抜き、縦半分に切って細切りにしておきます。
うどはだいたい1袋に1〜2本入っています。全部使っても1本残してもよいです。
とっておくなら新聞紙に包んで冷暗所で保存します。
うどはよく洗って皮も葉もそのまま2~3mm幅の斜め切りにします。

フライパンは熱しておき油小さじ1~2杯をなじませうどを入れて炒めます。
フライパンはジュッと音がするぐらい熱い方がいいです。
うどに油がゆきわたり少し透明になったら赤唐辛子と油揚げを加え手早く炒め酒大さじ1杯ほど、好みでみりん少々を加えます。
しょうゆ小さじ2杯ほど、塩ひとつまみを加え味を整えます。
強めの火加減で鍋底に煮汁がなくなるまで炒めつけてゆきます。
仕上げに炒り白ごまを親指と人差し指の腹ですりつぶしながら加えてます。
炒りごまのほか削り節を加えてもいいです。冷めてもおいしいので翌日でも楽しめます。

ポイント/栽培されたうどはそれほどアクは強くないのでアク抜きせずに切ったらすぐに火をいれるようにします。油で炒めるとアク止めにもなります。
しょうゆだけでなく少し塩で味つけすると色よく仕上がります。
きんぴらにしてはちょっと薄味というぐらいがうどの味が引き立ちます。 

ふきのとうのオイル漬け

ふきのとうは天ぷらやふきのとう味噌ばかりじゃありません

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ふきのとうは切り口が空気にふれるとすぐにアクがでて色が変わってしまいます。
鍋を火にかけてからふきのとうを洗いはじめ沸騰したところにすぐ投入できるようにします。

ふきのとうを水で洗って汚れをおとし茶色くなった部分は取り除きます。
沸騰した湯に塩少々をいれふきのとうをゆでます。
空気にふれないよう落し蓋をして1~2分ゆでます。
木の落し蓋がなければキッチンペーパーなどを利用してもよいです。
ゆだったら冷水にとりあら熱がとれたら水気をよくしぼります。
大きいものは半分にきりボールにとり塩1つまみとオリーブオイル小さじ1ほどであえます。
ビンなどにつめオリーブオイルをそそぎます。
パンにのせたり茹でたパスタにあえたり・・・
塩とオリーブオイルだけのシンプルな味つけのほうがふきのとうの味が引き立ちます。

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大根のポタージュ

大根は夏には夏大根が出回りますが煮て食べるのでしたら冬の大根。
このスープも甘みのある冬大根で作ります。つなぎにお米を使うので優しい味になります。

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大根500g 玉ねぎ150g 米60g(1/4カップ強) 
オリーブオイル こぶと干椎茸 ローリエ・塩・こしょう 豆乳

大根は皮を厚めにむきイチョウ切りにします。
玉ねぎは薄切りにします。米は洗っても洗わなくてもよいです。
玉ねぎを蒸らし炒め、玉ねぎ臭がなくなったら大根を加えさらに蒸らし炒めします。
米・ローリエを加えざっと全体をひと混ぜ、こぶ・干し椎茸をつけただし汁をひたひたに加え塩をひとつまみ加え、米が柔らかくなるまで煮ます。
米が柔らかくなったら火を止めあら熱がとれたらローリエ、こぶ、椎茸をのぞきジューサーにかけます。これがスープのもとになります。

カップ1のスープのもとに豆乳カップ1/2〜1(濃さは好みで)を加え温めます。味は塩で整えます。豆乳を入れたら沸騰させず温める程度に加熱します。
好みでオリーブオイル、こしょう、薬味などを加えます。

※いちょう切りにした大根を干してから作ると味が濃くなり色も白くし上がります。
大根をザルに広げ風通しのよいところで数時間〜半日ほど干してから蒸らし炒め‥
(もちろん干さずに作っても美味しく出来ます。)
※のばすのは好みで牛乳でも生クリームでもよいのですが‥
動物性の食材を使っていないので豆乳との相性がいいスープです。