つるまめ◯ごはん recipe blog

 高円寺つるまめ(2022年クローズしました)のレシピブログ 体にやさしい野菜多め、和食多めの家庭料理です

かぼちゃのわたのチヂミ

少しモチモチとした食感のかぼちゃのわたを使ったエコレシピ

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かぼちゃのわたカップ1/2~3/4 玉ねぎ1/4こほど 小麦粉カップ2/3ほど 片栗粉大さじ2 塩一つまみ こしょう 水または豆乳カップ1/2

かぼちゃのわた(面取りした皮なども)はかるく包丁でたたいて2cm長さに、玉ねぎは薄切りにします。野菜はほかに人参や長ネギの青い部分など残ったものを千切りにして加えても‥
ボールに野菜、粉類、塩こしょうを加え軽く混ぜて水/豆乳を加えます。ダマにならないように混ぜ合わせます。
フライパンを熱して油をなじませタネを流し入れ両面色よく焼きます。
そのままでもソース、ケチャップ、酢醤油など添えても‥‥

 

蒸しかぼちゃ/蒸しびたし・ごま酢味噌和え

かぼちゃは蒸しておくとお浸し、和えもの、サラダなどいろいろ使えて便利

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丸ごとのかぼちゃを切るのでしたら切り方の記事をご参照ください。

かぼちゃはスプーンなどでワタをのぞきます。
ワタは捨てずにパンケーキチヂミにするなどします。
切り方は大きめのくし切りでも3〜4cmの食べやすい大きさでもいいでしょう。
切ったかぼちゃは水にくぐらせ湯気のたった蒸し器に皮を下にして並べます。
湯気でくぼみに水がたまらないようキッチンペーパーをのせて強めの火で蒸します。
蒸しあがりの時間は切り方によりますが小さいものなら5分程度で火が通ります。竹串をさして確認します。

○蒸しびたし
3〜4cmに切って蒸したものを温かいうちに浸し地に漬け込みます。
浸し地‥昆布出し大さじ3〜4、みりん小さじ2、塩小さじ1、しょうゆ小さじ1で味付け一煮立ちさせます。
しめじなどきのこ類を入れて浸し地を作り漬け込んでも‥‥

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○ごま酢味噌和え
2〜3cmの大きさにきりごま酢味噌(すりごま大さじ1、みりん大さじ1、みそ大さじ、酢小さじ1〜2、砂糖少々)で和えます。茹でたインゲン、焼いた油揚げや厚揚げなどと一緒に和えても‥

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○サラダやスープ、汁の実に‥‥汁の実なら火が通っているので仕上げに入れるだけです。

 

梨のシロップ煮

梨をスパイスと蜂蜜で煮れば胃腸の弱い人、冷え性の人にもオススメ‥

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梨(中)2こ しょうが1かけ シナモンスティック4~5cm(またはクローブ3〜4こ) はちみつ大さじ2

梨は皮と芯を除きくし切りで8等分ほどにします。
鍋に梨を並べしょうがの薄切りとシナモンスティック、水をいれます。
水は梨から水分がでるのでひたひたよりやや少なめに注ぎます。
クッキングシートなどで紙ぶたをして火にかけ煮立ってきたら弱火にして2〜8分煮ます。
火をとめてはちみつを加えそのまま冷まし、汁ごといただきます。

煮立ってきて梨が透明になったらすぐ火を止めるとシャリ感の残る仕上がりに、更に加熱すればトロッと柔らかくなります。煮る加減はお好みで‥

はちみつは沸騰させると酵素が分解するおそれがあるので火をとめてから加えます。
クコの実や松の実をいれても楽しいものです。

◯薬効/梨は生で食べると解熱作用があります。風邪で熱があり喉が乾く時は生食がよいでしょう。胃腸の弱い人、冷え性の人は生での多食は禁物。
シロップ煮は体を温めるスパイスで煮て喉を潤す蜂蜜も加わります。風邪の予防にもよいです。
梨には他にも血行をよくするなどの働きがあるサポニンアスパラギン酸といった話題の栄養素も含まれます。

 

切り干し大根

切り干し大根は大根を干す事でミネラルやビタミン類が何倍にも増します。
食物食繊維も豊富、常備菜にして毎日でも摂りたいのでごく薄味に仕上げます。

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 切り干し大根一袋はさっと洗って水につけてもどします。
最近の切り干しは戻してちょうどいい長さのものも多いですが、
長いようなら水気をきり4〜5cmにざくざく包丁を入れておきます。
油揚げ1枚は油抜きして半分にして細切りにします。
にんじん1/2本ほどは3cm長さのマッチ棒ぐらいの太さの細切りにします。
鍋に油をごく少量いれにんじんを軽く炒めます。
水気をきった切り干し大根を加えてさらに炒め油揚げも加えます。
全体に油が回ったら大根の戻し汁をぜんぶ加えます。
煮汁がひたひたにならないようなら昆布だしをたします。
酒を大さじ1〜2ほど加え蓋をして5分ほど加熱。
切り干し大根が柔らかくなったらここで煮汁の味をみます。
甘みうま味が充分でていることを確認してしょうゆを加えます。
甘みうま味がよくでているのでしょうゆは大さじ1〜2ぐらいで充分‥‥
薄味にすると甘みうま味がより引き立ちます。
味をつけたら3〜5分ほどにて味を含ませます。
煮汁の味見をして味を整え煮汁が1/3程度になるまで煮ます。
もし何か物足りないと思ったら酢を小さじ1/2ほど加えると不思議と味が落ち着きます。

 

◯一緒に煮るもの/味付けのコツ
出しをとった昆布や干し椎茸(細く刻んで)
ごぼう、れんこん、こんにゃく、黒きくらげ、うち豆、高野豆腐など‥

切り干し大根は甘み旨みの多いもの、出しを使わなくてもおいしく煮ることができます。
煮物をする時は調味料をいれる前に煮汁の味見をしてみてください。
食材のもつ旨み甘みが分かると味付けの加減が自ずと決まってきます。

 

◯切り干し大根の栄養
同量の大根と比べた場合、骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、
悪性貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、
代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍と栄養価は非常に高くなります。
食物繊維も豊富。食物繊維コレステロールを体外に排出し動脈硬化を予防する作用、
便秘を改善し大腸ガンを予防する作用があり美肌にも効果的。
他にも二日酔いで弱った肝臓や胃腸を回復し食欲を増進させる作用、
保温作用により冷え性を予防する働きがあるといわれています。

 

葛プリン(くずプリン)

白ごまと抹茶の葛プリンに小豆、黒蜜、きな粉‥ちょっと贅沢なスイーツ

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◯白ごまの葛プリン
豆乳 350ml(カップ1.5)/本葛粉20g(約大さじ2)/砂糖大さじ2
練りゴマ・白25g(約大さじ1.5) 

葛は火にかける前に豆乳で十分にとかしておきます。
葛が完全にとけたら砂糖、練りゴマを加えとかします。
そのまま中火にかけてフツフツと固まってきたら火加減を調整してよく練り上げます。
火にかけたら手を休めずにかき混ぜ続けます。

よく練り上げたら水通しした器に流し入れます。
冷たくしたい時は冷蔵庫の温度の低すぎない場所で短時間冷やします。
冷やしすぎると固くなります。
食べる時はきな粉・黒蜜・あんなどお好みで添えます。

◯抹茶の葛プリン
豆乳 350ml(カップ1.5)/本葛粉20g(約大さじ2)/砂糖大さじ2
抹茶大さじ1・湯大さじ3

抹茶(粉末の緑茶でも可)は湯でといておきます。
白ごまを抹茶のといたものにかえて白ごまの葛プリンと同じ要領で作ります。

※黒蜜は黒砂糖を同量の水で煮溶かして作ります。黒砂糖と白砂糖を半々にするとサラッとして使い勝手のよい蜜になりますし、トロリとさせたければ水飴を加えます。

 葛プリンはきな粉と黒蜜だけでいただいても美味しいです。
食べ応えがありますがヘルシーなスイーツ‥手土産にしても喜ばれます。

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冬瓜のレモン味(冬瓜のデザート)

冬瓜を柔らかく煮てレモンと蜂蜜で味をつけた冷たいデザート
何もいわなければ冬瓜とはわかりません

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ミニ冬瓜1/3~1/4こ、しょうがスライス2~3枚、レモン汁1/2~1こ、蜂蜜適量

冬瓜は適当な大きさ(2~3cm)に切りわたをのぞき皮を厚めにむきます。
鍋に冬瓜を並べしょうがスライスも加え水を注ぎ火にかけます。
冬瓜からも水分がでるので水はひたひたより少し少なめにします。
煮立ってきたら火を弱め冬瓜が透明になり柔らかくなるまで煮ます。
火をとめ蜂蜜、レモン汁を加えます。
鍋をやさしくゆすって蜂蜜をとかし、とけたらそのままさまします。
よく冷やして食べます。蜂蜜はのどを潤すので汁ごといただきます。


冬瓜は皮はキンピラにワタは汁の実にするなど捨てずに使えます。

れんこんのすり流し

時間がなくても胃腸を健康にしてくれる、出しいらずの汁です。

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(一人分、一椀分)レンコン3~40g 水1/2~3/4カップ 塩1つまみ 
 しょうが、梅干し
レンコンはタワシなどでよく洗い皮ごとすりおろします。繊維がおろし器と垂直になるようにすります。
湯が沸騰したら塩1つまみを加えレンコンをいれ混ぜます。あまり煮すぎないように‥
とろりとしたら出来上がり、器にもっておろししょうが、叩いた梅干しなどを添えて‥

昆布出しを使ってももちろんよいのですが水だけでも十分美味しくできます。
時間がないけれど胃腸を気づかいたい方におすすめです。

◯薬効/れんこんにはビタミンCが豊富に含まれています。れんこんのビタミンCは熱に強いので加熱調理しても失われません。
またれんこんに含まれる「ムチン」には消化促進のほか粘膜保護の作用があり胃腸を守ったり鼻粘膜を丈夫にしたり‥‥薬になる野菜といえます。